SAKAHACHI KYOTO
京都のクラフトビールバーのビジュアル・アイデンティティ
Takramは、株式会社酒八が京都の新風館にオープンしたクラフトビールのバー、DIG THE LINE BOTTLE & BARのブランディングとグラフィックデザインを担当しました。
Story
酒八のルーツには、日本酒の蔵元を営んでいた頃の姿があります。現在は醸造はしておらず、大きな日本酒の蔵が当時の姿を今に伝えるのみです。いつかもう一度日本酒の作り手になる、そして日本の「クラフト酒」を世界に伝える存在になるというビジョンが、ブランドに込められています。
DIG THE LINEのロゴマークは、ふたつの文字要素を直線=ラインでつなぎます。異なるふたつの文化をつなぐ、異なる都市同士をクラフトプロダクト(ビールと日本酒)によってつなぐ、などのDIG THE LINEの意志を表現するものです。あらゆるふたつの要素をつなぎ合わせるラインのモチーフは、デジタルおよび物理的空間のサイネージにも使用されています。店舗空間では、フロアサインなど、スペース間の導線や区分けにも活用されています。
DIG THE LINE BOTTLE & BAR
店舗のデザインは、Puddle の設計によるものです。
Beer label
店舗では8つのタップから世界のクラフトビールが飲めるほか、クラウラーという道具を使って、その場でビールを缶に詰めて持ち帰ることもできます。また厳選された日本酒の販売も行っています。
Website
Project Information
Project Team
- Project Direction: Kotaro Watanabe
- Creative Direction: Kotaro Watanabe
- Graphic Design: Maki Ota (ex-Takram)
- Design Research: Hisato OgataJonathan Nesci (ex-Takram)
- Web Design & Development: Sohei Kitada, Natsumi Ohe (THE GUILD)
- Architectural Design: Puddle Inc.
- Photography: Takumi Ota
Kotaro Watanabe
Context Designer, Project Director
Hisato Ogata
Design Engineer, Project Director